色彩
カラーピッカー
http://annystudio.com/software/colorpicker/三原色
光の三原色
加法混色。色が加われば加わるほど明るくなる。
スタイルシートのRGB指定 #ff9900のように指定する方式は加法混色である。
- ■ 赤 Red (波長 625-740nm)
- ■ 緑 Green (波長 500-565nm)
- ■ 青 Blue (波長 480-785nm)
色の三原色
減法混色。色が加われば加わるほど暗くなる。
CMYKとして印刷用のインクに使われる色。
- ■ シアン Cyan
- ■ マゼンダ Magenta
- ■ イエロー Yellow
均等色空間
UCS (Uniform Color Space)。
UCS (Uniform Color Space)。
L*a*b表色系と呼ばれ色空間を球体として考えたもの。<色の物理的な差異よりも人間的な知覚に主眼を置いたもの。工業製品などの色彩管理に使われる。
配色
色相
Hue
色の様相をの相違。
赤、青、黄、緑といった色の違いは色相で表す。
彩度
Saturation
色の鮮やかさ。
彩度が高いほど原色に近い派手な色になり、彩度が低いと地味な色になる。
明度
Brightness
色の明るさ。
明るい色は軽く柔らかく感じ、暗い色は重く硬く感じる。
色彩心理
暖色と寒色
色による温度差
- 暖色
暖かさを感じさせる色。大きく膨張して見え、近くに感じる。
■■- 中性色
暖かくも冷たくもない色。
■■- 寒色
冷たさを感じさせる色。小さく縮小して見え、遠くに感じる。
■■
色環と同系色と反対色
上図のような色環で近しい色の組み合わせは同系色、反対側の色の組み合わせは反対色と呼ばれる。
- 同系色
- ■■
互いが馴染み合う
- 反対色
- ■■
互いを強調し合う
連想効果
色それぞれが連想させる意味の例を以下に挙げる。
- ■赤
- 炎、強さ、血液、危険、興奮、情熱、自主性
- ■橙
- 夕日、陽気、平民、焼き物、親しみ、社交性
- ■黄
- 光、明るさ、注意、開放感、軽率、砂、エスニック
- ■緑
- 葉、安全、希望、救護、自然、未熟、成長、平和、爽快
- ■青
- 水、海、空、冷静、信頼、回復
- ■紫
- 神秘、宗教、邪悪、高貴
- ■茶
- 木、大地、落ち着き、村
- ■桃
- 女性、可愛らしさ、充足感
- ■白
- 清潔、信仰、正義、企業
- ■黒
- 暗黒、恐怖、永遠、高級、孤独
- ■灰
- 人工、建築物、無意味
コントラスト
コントラストが強い
コントラストが弱い
もっとも明るい部分ともっとも暗い部分の輝度の差。
コントラストが強いほど互いの色の境界が明確になり、コントラストが弱いと鈍く沈んで見える。
さまざまな色の組み合わせ
パステルカラー
白色は混ざったような淡い色彩。
ビビットカラー
原色に近い印象の強い色彩。
和色
日本の伝統色。彩度が低く鈍い色彩が多い。
洋色
洋風の伝統色。明るく彩度の強い色彩が多い。
オマケ:
可視光線
電磁波のうち人間の目で見える範囲の波長 (380-750nm)のもの。
不可視光線
- ■赤外線
- 可視光線より波長の長いもの。近赤外線は可視光に近い性質を持ち、通信機器や夜間光源・ビデオカメラなどに使われる。また、遠赤外線は電波に近い性質を持ち、加熱器などに利用される。
- ■紫外線
- 可視光線より波長の短いもの。強いエネルギーを持ち、殺菌などに使われるが、人間の皮膚にもダメージを与える。